いじめられッ子には救済を。
愉快な柴崎家。
―――
『お邪魔しまー…ンぎゃッ!!』
リビングに繋がるドアを開けた途端、正面からタックルを食らって身動きがとれなくなった。
「いらっしゃいッ!!
のんチャン!!!」
『…美鈴サン……苦しいッス……』
「おかん、のんを殺す気か。」
この元気にタックルしてきたのは、凌チャンさんのお母様。
美鈴[ミスズ]サン。
みりんじゃないよ。
ごめんごめーんッて全く悪びれる様子もなく謝る姿は鈴サンそっくりだ。
顔は凌チャンさん似。
とっても美人サン。
「のんチャン、ご飯食べてくでしょ??
てか、食べてってね!!」
『は、はい!
いただきます!!』
NOと言えないプレッシャーだ…((笑