いじめられｯ子には救済を。

「え、あ、、いや、、」


あﾞーーー

焦れったい。



『あんたさー、金取られてんのになんとも思ってないの??

ならあたし助けた意味無し??

ほっとけばよかった??』


あーイライラ。



「おい、希美!!」

『なにさ?!』



「言い過ぎ。」




白井弟の目には涙が溜まっている。



「こいつだって好きでかつあげされてるわけじゃねーんだ。

もう少し優しくしてやってもいーんじゃねーの??」



『だってさ……』



「みんながお前みたいに強いわけないだろ。

こいつにはこいつなりの考え方感じ方があるんだよ。

もうちょい待ってやれ。」




……圭介ｸﾝ、、良いこと言った。

……ｯて顔すんなし。



「長谷川先輩……あ、ありがとう、ございます、、」


「いーえ。」



したり顔かｺﾉﾔﾛ。


まるであたしが悪者じゃんか。