優等生☆優ちゃん!!!

案内!





「そうだ美城さん
良かったら校舎を案内しましょうか」


田中がそう言うと
一瞬話し声は止んだ


――本当に彼女は何だったのか



「おい嶋田」

「…どうしよ先超されちゃった」


嶋田が肩を落とした



「せっかく話通しといたのに」

「だって委員長だよ??
頭良いしスポーツマンだし」



関係無ぇし



「嬉しいわ田中君」

美城はどこか薄っぺらい笑みを浮かべた



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