優等生☆優ちゃん!!!
「あの!!……美城さん」
嶋田が勇気を振り絞って声を掛けた
「わぁ、また何か言ってるし」
「勘違いって絶対いるよね」
「友達いないから張り切ってんだよ」
だがやはり生々しい女子の争いから
逃れられはしない
「…その……」
「大丈夫よ、忘れてないわ」
美城はまた眩しい笑顔を作った
「ごめんなさいね田中君
彼女との約束の方が先なのよ」
田中は一瞬目を見開いた
まさか断られるとは、って感じ
ざまみろ