優等生☆優ちゃん!!!



「美城、席は………そうだなぁ」


先生がそう言って座席表を見た

「俺の隣が空いてまーす」
「こっちおいでよ、美城ちゃん」
「俺なら何でも教えるよ」


男子が口々に発する
どいつも隣の席になりたいらしい

恋に落ちるだなんて
浅はかな夢でも見ているのだろう






単純だ



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