優等生☆優ちゃん!!!
「嶋田さん、空気読めてないねー」
「恥ずかしー」
「ジョークだっつーの」
静まった中で
数人の女子が声を上げた
――女子は嫌いだ
平気であんなことを言う
嶋田は俯いて着席した
「そうね、貴女の言う通りだわ
あまりにも時期が半端ね」
転入生は手を顎に沿えて言った
「仕方ないわ、先生
学級委員にならなれますか??」
振り返った先の先生は
眉間にシワを寄せ
顔をしかめるばかりだった