優等生☆優ちゃん!!!



「私、生まれて初めてよ
名前を一度で覚えて貰えないなんて」


転入生は目を見開いたかと思うと
一瞬、悲しそうに視線を落とし
再びこちらを睨んだ



「大体、貴方私の自己紹介聞いてた??
まさかその時、
既に寝てたわけじゃないんでしょ」


起きてはいた
ただ名前はいまいち覚えていない


「信じられないわ」

転入生は更に目を細めこちらを睨んだ




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