優等生☆優ちゃん!!!



「もう鐘鳴るし戻んね」

「……櫻庭…えっ…あの」

「何、何か言った??」



嶋田は「別に」とだけ残して踵を返した



「ねぇ、櫻庭」

「ん??」


椅子に座ると
転入生の方から話し掛けてきた

名前を覚えたようだ



「貰ったプリントには
『特』って書いてあるのよ」

「………何が??」


だがまだどこか棘が有る




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