優等生☆優ちゃん!!!



――午前最後の始業の鐘が鳴る


「…先生はいらっしゃらないの??」


転入生はわかっている、という顔で
続けてそう質問をした


「多分遅れてるだけだろ」

「そう……さっきの質問の答えは??」


「あぁ『特』は特別授業
体育大会近いからそれ系の話」



転入生は頷いて
再び顎に手を沿えた




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