優等生☆優ちゃん!!!




「……はぁ??」

「とぼけないで」



転入生は体ごとこちらに向いた

「貴方、いったい何よ」

「何って何だよ」


今回ばかりは俺も責められる理由は無い


睨み返した



「そう、しらばっくれるつもりなのね」

「……」

「貴方、やっぱり優しくなんかないわ」


転入生は手を伸ばした


「はい、貴方の教科書
私の机に置いてあったわよ!」

そう言うと教科書を机に音をたてて置いた





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