たんぽぽ
俺は自分で自分を不幸にしてるんだ…。
「だからな、泣くのは止めろ。」
「…………。」
「俺と目を合わせなかろうが、俺と口をきかなかろうが、なんだっていい。」
「…………。」
「おまえはおまえ自信を不幸にするのを止めろ。」
「…………。」
俺は自分自信に言ってるんだ。
少女Aに言っているわけじゃない。
少女Aがいなかったら自分自信には言えないんだ。
俺は卑怯だから。
少女Aは俺の言った意味を理解しているのかしていないのか分からないが、ずっと俺の方を真ん丸の目で見ている。
俺は話すだけ話したら、一気に睡魔が襲ってきて少女Aの視線も気にせず、座りながら寝てしまった。