貴女のためのこの命...
『そうだね(笑)』
『さっ、横道さん、病院に戻りますよ。』
『じゃぁ俺もそろそろ帰ろうかな。じゃあね、由香ちゃん。』
『あっ、待って!!!あの...』
『どうした?』
『...いえ、何でもないです。啓介さん、またここに来てくれますか?』
『うん、もちろん。』
『約束ですよ!!!』
彼女は病院に戻って行った。
彼女が別れ際に言うのをためらった言葉が何だったか、僕はそれが家に帰ってからも気になっていた。
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