最後まで


「つか、分かってよ お前最近ずっと桜実クン桜実クンって行って私一人な気分 そんなん淋しいやん」


ちゃんと伝えた 思っていることを伝えたのに 佳苗はふざける


「やぁだぁ~凛ちゃんこわい~、いじめてくるぅ~」って桜実君の後ろに隠れた


プツンッ


私にしか聞こえない音 堪忍袋の緒が切れたと一般に言う


しかも私の心は闇色に染まっているから何にも聞こえない


悲しむことを諦めた てか悲しんだってイミないし こいつに何を言っても無駄


あぁ もう・・・死ね



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