最後まで


羽交い絞めをしていた男子の手を振りほどき


佳苗サンに突き刺したカッターナイフを素早く取った


グチョォ・・・


変な血の糸をひいてきた


だけどそんなことはお構いなし


私は握り締め桜実クンに歩み寄った


「っぅ、ぅうわぁああああああああ!!!」


きっと私は笑っていただろう


今までに無い位楽しかったのだから


だけど私は周りの男子供全員に抑えられて桜実クンを消すことは出来なかった


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