うわさの彼とsecretlife


私の席は運良く窓側の
後ろから2番目。
話す相手もいないのでぼ~っと
校庭をみていた。





『ねぇねぇ!!名前なんていうの??』




前の席からかわいらしい声が聞こえてきた。



かわいいこえだなぁ~
いいなぁ~



『ねぇ!シカトしないでよッ!』



「えっわ、わたし!?」


『そうだよ!名前なんていうの!?』


「あっごめんね!ぼ~っとしてた…
私は須堂澪美だよ」


『澪美かぁ~~』



女の子が舐めまわすように私を見てくる



『かわいいっっ!!!』



女の子が突然抱きついてきた。



「わっ!!な、なにぃ!?」



『かわいい!かわいい!かわいい!!!』



「わ、わたしかわいくないよ!!
それよりあなたはなんていうの??」




『ん?あたしは柏木美和だよ!美和って呼んでね』




美羽は語尾にハートをつけてウインクしてきた

かわいいなぁ♪




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