小さなヒカリ



ヒカリの傷は治ったけれど
鳴き声を発することはなかった。


あの日のことを思い出すと
自分が情けなくなる。


そんなことを感じていると
ヒカリがピョンと僕の膝で
寝転んできた。


そして、幸せそうに眠った。


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