想う影
田舎
夏の轍に少年と少女がしゃがみ込みじゃれあう姿あり
蝉はミンミンと泣き 時折優しい風がつつみこむ
たまに車が通れば ふりむき またじゃれあう
おじいとおばあが二人を呼び 食べ物をあたえる
夢中に食べるその姿は 滑稽といわざるおえない
蝉はミンミンと泣き 時折優しい風がつつみこむ
たまに車が通れば ふりむき またじゃれあう
おじいとおばあが二人を呼び 食べ物をあたえる
夢中に食べるその姿は 滑稽といわざるおえない