しるし

卒業式が終わると、私と同じく涙を流しているめいりが話しかけて来た。

「まっ…まりあ〜っ!!うあ〜ん!」
「めいりぃ〜!グスッ」
「離れても、友達だかんねっ!!」
「当たり前!」

そして、みんな別れを惜しむようにして学校を後にした。
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