指輪
 お姉ちゃん迎えに来てくれるんだ・・・


あたしは部屋に戻り帰り支度をはじめた。


「えっ!?帰るの??」

八尋があたしに言う。


「うん。じゃぁね八尋。」

あたしは精一杯の笑顔で八尋に返事をした。


そして友華の所へ行き,『帰る』といった。


「んじゃ友華も帰る。」

友華まで帰り支度をはじめた。


「友華いいよ。残りなって。
 その人といい感じなんでしょ??」

「でももう夜遅いんだよ!?
 友華は鈴を1人で家に帰せない。」

友華は怒っている。

 友華は心配性だな・・・


「大丈夫だよ。
 お姉ちゃん迎えに来てくれるから。
 だから・・・ね??」

あたしがそう言うと友華は安心したようで『分かった』といった。

友華の隣に座ってた人に『友華をお願いします。』と言いあたしは部屋を出た。





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