指輪
すると車がとまった。
「鈴着いたよ。」
お姉ちゃんはあたしに笑いかけ外に出る準備をはじめた。
あたしは準備をしているお姉ちゃんを見ながら『ごめん』と呟いた。
「ん??鈴何か言った~?
・・・・・・そういえば鈴はさっきから何を手に持ってるの??」
「えっ・・・」
あたしは何を言われたか分からなかった。
お姉ちゃんから言われた言葉を頭の中で繰り返す。
そして理解出来たときに手をみると大事そうに八尋から貰ったアドレスの書いた紙を握っていた。
「鈴??」
お姉ちゃんが心配そうにあたしの顔を覗き込む。
「あ・・・あの・・・これは八尋から貰ったアドレスの書いた紙。」
言葉になっていたかは分からないけど精一杯伝えたつもり。
こんなことはじめてだから調子が狂う。
「ねぇ鈴。八尋って女の子??男の子??」
お姉ちゃんは最後に失礼だけど・・・と付け加えて言った。
「お・・・男・・・の子・・・・・・」
結構恥ずかしいものなんだな・・・
好きかも・・・
いや好きって自覚しただけで。
あたしは顔が赤くなっていた。
お姉ちゃんはそんなあたしを見て笑った。
そして『かわいいね。』って言った。
「鈴着いたよ。」
お姉ちゃんはあたしに笑いかけ外に出る準備をはじめた。
あたしは準備をしているお姉ちゃんを見ながら『ごめん』と呟いた。
「ん??鈴何か言った~?
・・・・・・そういえば鈴はさっきから何を手に持ってるの??」
「えっ・・・」
あたしは何を言われたか分からなかった。
お姉ちゃんから言われた言葉を頭の中で繰り返す。
そして理解出来たときに手をみると大事そうに八尋から貰ったアドレスの書いた紙を握っていた。
「鈴??」
お姉ちゃんが心配そうにあたしの顔を覗き込む。
「あ・・・あの・・・これは八尋から貰ったアドレスの書いた紙。」
言葉になっていたかは分からないけど精一杯伝えたつもり。
こんなことはじめてだから調子が狂う。
「ねぇ鈴。八尋って女の子??男の子??」
お姉ちゃんは最後に失礼だけど・・・と付け加えて言った。
「お・・・男・・・の子・・・・・・」
結構恥ずかしいものなんだな・・・
好きかも・・・
いや好きって自覚しただけで。
あたしは顔が赤くなっていた。
お姉ちゃんはそんなあたしを見て笑った。
そして『かわいいね。』って言った。