指輪
でも普通八尋が気付いているはず・・・

八尋が払ってくれたの・・・?

っていうか値段いくらだったっけ??

あたしに払える金額??

お金持って来てた??

数々の疑問が浮かんできた。

嬉しいって気持ちが大きくて忘れてた。


「ねぇ八尋・・・お金払ってないよ??」

「ん~?払ったよ。」

八尋はあたしの方を向き笑顔で答える。


「俺が払ったから。心配しないで~
 これからバンバン行くからそれに付き合ってくれたらチャラね!!」

と軽く言う。

けど・・・

このワンピースは結構高い気がする・・・


「で・・・「気にするならもっと買うよ??」

って意地悪で言うから今度何かを買ってプレゼントしようと思った。


そのあとも買い物を続けた。

八尋の買い物が多かったかな??

そのお陰で八尋の好みが分かったけど。


たくさん歩いたから疲れたな・・・

と思ってると八尋が『少し休もうか』って言ってマックに連れて行ってくれた。


すると八尋がいきなり


「俺買い忘れたものがある!!ちょっと待ってて~」

と言い走ってどこかに行ってしまった。


注文をすませてから・・・
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