居場所
『終わりましたよ。』


看護婦さんの声で目を覚ますと、何だかすっきりした気分になっていた。


もうすでに午後の1時。


部活の終わる頃だな、と思いふと携帯を見ると着信と受信メールが入っていた。


その相手はなぜか幼なじみの部員だった。


疑問に思いすぐさまメールを開くと
『今日はマネこんのか?』


と入っていた。


えっ?!と思い慌てて彼に電話をかけた。


『もし?今日マネ誰か来てた?』
と聞くと


『誰もきとらんかったぞ!どしたん?』


『嘘や!今日ぁたしは病院にいくからぁの子にメールして宜しく頼んだのに!』


『でも誰もきてなかったぞ。水とかは俺ら1年でやったけど。』
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