カレシ
それから何時間か車の中で過ごし、明日も大学だからと言うことで惜しみながらバイバイした。
その日は久しぶりに幸せな気分で眠れた。
朝はいつもより目覚めがよく、スッキリした気分だった。
テキパキと準備をすると、バス停に向かう。
昨日の事を思い出すと、自然と顔が緩んでしまう。
バスに乗り込むと、ケータイを開いた。
良くんにメールしなきゃ!
☆良くんおはよっ
今日からまたよろしくね
大学がんばろうね
送信!
でも、大学に着いても良くんからメールは返って来なかった。
なんでだろ…今日は1限目からってゆってたのに、寝坊してるのかな。
その時はメールが返ってこないことよりも、昨日の幸せの方が大きくてあんまり気にしてなかった。