カレシ
夕方になって良くんが家に来て、今日はあたしの部屋でゆっくりすることになった。
不安でいっぱいだった心も、会ってしまえばスッと消えて行く。
ベッドの上に座ってまったりしていると、良くんが優しくキスをくれた。
それに答えるようにあたしもキスを返す。
「ゆい…」
良くんはあたしの髪を優しく触りながら今度は深い深いキスをする。
良くんの手が服の中にすべり込むと、久しぶりの感覚に心臓がハネる。
…またひとつになれる
たまらなく幸せな気分だった。