青い僕、カワル
ボク、独リ。

嘘ノ愛

愛しい君と一緒にいたい。



そう思って僕は

無い愛情を

あるように振舞って

君に愛を求めたよ。


君は当たり前のように

僕をいらないと言った。



そりゃそうだ。

僕は僕さえも

大事に出来ないんだから。



毎日

何の変り映えの無いこの空間。



何が何なのか分からない僕は

毎日を持て余すばかりで

何も手に入らない。



今日だってそうだった。

嘘の愛はすぐ見抜かれる。



そんなことも知らない

まだ若い僕を

今、

僕を生かしているのは誰?

そう聞いたって誰も答えてくれない。

...当たり前なんだけど。



......。



僕、寂しい。


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