魔物核兵器





俺達は……勝ったんだな?




だが……。





俺の仕事は終わっていない。





「來人。」





「分かっている。」





「そう。」





俺とディーネルは倒れている2人の前に立ちはだかった。





「ディーネル……。なぜ僕がお前に負けたんだ…。」




「あなたが人間の力を計算して使ってないからよ。」




「くそ………。」





「…來人。右手を使ってその人間の心臓を…」





「あぁ……。」





そして俺は容赦なく邑太の左胸に右手を矢のように心臓をつきぬこうとした。





そして、手は刀のように邑太の左胸にヒット。




邑太はうめく。





「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」





「くっ…………。」





「來人。大丈夫?」





「あ………あぁ。」





そう答えて俺は邑太の心臓をわしづかみにしようと手を心臓に近付けた。





「ぁぁぁぁ!ぎゃぁぁぁぐあ!」




「我慢しろ。邑太。これがさばきだ………。」





まだ動いている邑太の心臓をわしづかみにした。




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