魔物核兵器






鈍くそして聞きなれない音がした。





その瞬間。





俺がディーネルから殺されかけた時の激痛が走った。




「ふっ……ははは。ディーネル…。見ろ。お前のパートナーが和音に殺される瞬間だ。ディーネル。さようなら」





「ら……らい……と…?」




「がっ……ぐっは……」





「僕の…勝ち……だね…。」





和音は言う。





だが心臓をわしづかみにする事はお前には無理だ。





心臓は左だ。





だがお前は右に手をつこんでいる。





だから俺の勝ちなんだよ!




和音!!





「ざ……残念………だが…お……まえの……負けだ……。」






「え……?な…んで?」





俺はそんな和音の質問には耳を傾けずに右手を和音の左胸目がけて刺した。






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