魔物核兵器






俺は自分でもなぜ死ななかったのかが理解できなかった。





「魔物と契約を交わした人間は普通の人間よりも丈夫な体になるの。例えお腹を尽きぬかれようが首を絞められようが高い所からおちようがそんな事では死なないの。」





「そうなのか……。」





俺はその言葉を聞いて自分が他の人間とは違う体を持っている事を光栄と思った。





「しかし……」





ディーネルが再び口を開いた。






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