新芽
に帰宅すると私は目を丸くした。

「コレ、何。」

目の前には大量の手紙の山。
いつもだったら2、3通私宛に届く。

「今日届いた郵便物の八割が姫様宛でして…、差出人を調べたところ、皆姫様の通う学校の女生徒だとわかりました。何か心あたりなどありますか…。」

「ん、大丈夫。ありがと。」

私が姫とバレずに済んだけど、誰かのせいでややこしい事になっちゃったじゃんッ。
私は一通一通開封していった。

<Dear→結衣歌
姫様の友達だってぇ〜??
いいなッ><もう、そんな関係と知った以上お仕置きだね゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜
じゃあ、一つ目ッ
今日中に姫様と話して、姫様のプロフをゲットすること(^з^)-☆

二つ目ッ
姫様の出没しやすい所を突き付けること(σ▽σ)!!
以上(*・pq・*)
ガンバってね(@>ω<)ノ★゛

From→美咲>

…敢えてやらない事にしよう。
全て見れば同じような内容。
明日何て言って断ろう…。

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