〜居場所をください〜私だけの光〜

・約束

―放課後


「明日香、一緒に帰ろう?」

「ほのかちゃん、部活は?」

「今日はお休み♪」

「そっか!じゃ、一緒に帰ろう♪」



明日香はほのかと一緒に帰宅する事になった。


「……あのさ、明日香〜」

「ぅん?」

「私、木田君の事好きみたい♪」

「ふぇっ?」


明日香は理解するのに少し時間がかかった。

「久しぶりに本気で好きになっちゃった♪♪」





「はわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜☆ダメだよ!ほのかちゃん。あんな、タラシみたいなやつぅ〜!」

「なんで?明日香も好きなの?」

「いや、全然。」

「じゃ、いいじゃん♪」

「が、頑張ってね!」

明日香はほのかの事を思って、木田はやめろと言ったが本気ならとめようがない!と、思い応援することにした。



「明日香、協力してくれる?」


「……も…勿論。」

「ありがと!約束ね☆」

「うん。」

「エヘヘ!明日香だぁいすき☆」


「…私も、ほのかちゃん大好き♪」




明日香は家について、胸がモヤモヤしている事に気付いた。なんで?って思ってもモヤモヤが消える事はなかった。


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