私の大好きな睡龍
「大翔の兄貴。んで元”睡蓮”総長。」







大貴さんが”睡蓮”の元総長………







だからみんなはここにいるんだ。








「とりあえず倉庫に戻ろうか。唯ちゃん話はあとで聞かせてね?」







有無を言わせない雰囲気で私の手を取りひっぱる蓮。







車の中では誰ひとりとして喋らなかった。





このまま倉庫につかなければいいのに……という私の願いも儚く、あっというまについてしまった。
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