私の大好きな睡龍
「さて、唯ちゃん。説明してくれる?なんであそこにいたのか。」







最近はよく質問されるなぁ。








でも今回ばっかりは何も言えずただ俯いて膝の上で手をギュっと握りしめる。








「唯……」






健は私を心配そうに見つめる。深く深呼吸をする。






「大翔……ごめんなさい。」







私の謝罪にみんな意味がわからない、というような顔をしてる。
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