私の大好きな睡龍

逃走

朝4時。多分まだ誰も起きてないと思う。







私は置手紙を書いて倉庫を出る。








今からどこに行こうかな………







海が見たい。







タクシーで海まで行くとまだ7月の初めだから少し寒い。







海の波の音は無心になる。波を聞いてる時だけは何も考えずにすむ。







「なにしてんの?こんなとこで。」
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