私の大好きな睡龍
「行こっか。」





少し笑ってみせたけど健の顔は曇ったままだ。






家を出ると心配そうな顔をしたみんながいた。










「もう大丈夫なんで、行きましょう?」








行く宛もないから素直にお世話になる。







「無理すんな。」






大翔の言葉に驚いて顔をいきおいよくあげる。
< 27 / 280 >

この作品をシェア

pagetop