私の大好きな睡龍
「あれ?大翔食べないの??」







さっきから全然動いてない。







「お前、何隠してる?」





「……は?」







騒がしかった部屋も一気に鎮まる。






「なんでいつも辛そうな顔してんだよ。」





そう言う大翔の目はすごく真っ直ぐだった。だから私はその目を逸らすことしかできない。
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