私の大好きな睡龍
それは私が中1の時の出来事だった。





中学になりたての私。入学式の日、広い学校で迷っていた私を助けてくれたのが累だった。







累は誰から見てもかっこいい。それに優しかった。そんな累に私は一目惚れした。そして1週間もしない内に付き合った。







それから1ケ月、うまく行ってた。でも私は初めて累が族に入っていることを知ったんだ。その時累はまだ幹部だった。








族とかよくわからなかったけどとにかく危ない、ということを認識していた私は別れを切り出した。







雨の日の夜、たまり場に連れて行かれた帰りだった。
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