dailicious stories
「やばい!!未歩(ミホ)見て!一番左かっこよくない!?!?」

「んー?」


あたしの後ろに、並んでた真弓(マユミ)が、半ば興奮気味に言った


「どれ?」

「ほら一番左の背高いの」

「…あー。」



確かに。



爽やかそうに見える髪型に、爽やかそうに見える白い歯見せて、爽やかそうに見える笑顔で、立っている人がいる


いかにも何かのスポーツやってきましたみたいな。


ソフトマッチョ好きの真弓の、タイプの的ど真ん中だ





「真弓あの人めちゃタイプでしょ」

「てかまぢ理想・・・」

「彼氏持ちがそんなこと言っちゃいけません」



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