dailicious stories
「てかあの人見た目まんま高校生じゃない?」


白い歯見せて終始ニコニコな彼は、私には成人しているように、どうしても見えない


「絶対小学生の時さ牛乳じゃんけんに参加してたょあれ」

「ぶっ。なにその例え」
「いたじゃんそういう男子!お前まだ自分の分あんぢゃん!みたいな!!何本も飲んで腹こわすのッ!」

「いたー?」


なんて真弓と適当なこと言ってたら


「では以上で2学期始業式を終了します」


いつの間にか、だるい始業式は終わってた


…そういえば、まんま高校生(勝手に命名)の、自己紹介聞くの忘れたな


まぁあたしに関係ないしね

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