dailicious stories
ばかじゃないの。
ほんのちょっとだけだけど。

…感動してしまったじゃないの。

10円すらかかってないくせに。


それでもあたしは、未だにさかだちしてる雅人のほうを向けない



「ってかななちゃんさっきからパンツ見えてるよー」

「死ねばか雅人っ!!」

雅人の言葉に勢いよく振り返ると


雅人がかわいい顔で笑ってて。


とりあえず地球はプレゼントには、大きすぎて持てないから、その笑顔をもらっとくね


見慣れてるはずの君の笑顔が、いつもより輝いてる



今日はそんな特別な日──


10/03/15
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