だいすきだよ 短編集☆




「瞳。ごめんな。」




弱弱しく笑った亮輔は私の頭を優しく撫でる。





なんでそんなことするの?


なんで別れようなんて言うの?





私のこと嫌いなら、


〝嫌い〟って、


〝お前なんか顔も見たくない〟って




バッサリ言ってよ。






そんな優しくされたら私、


わけがわからない。






< 100 / 267 >

この作品をシェア

pagetop