だいすきだよ 短編集☆








「じゃ、また明日ね」



という声が聞こえて、あたしはまた顔を上げた。






二人はそれぞれ別の方向へ帰って行った。







チャンス!とあたしは足を速め、




「ね、一緒に帰ろ?」

と声をかけた。







彼は笑って「おぅっ!」と返してくれた。







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