キスして★Honey×Honey!!



だけど

あたしと剣の言葉は受け入れられず//


学校近くまで、
あの大きなリムジンに乗っていくことになったんだ。



―――…

.....バタン。


「ありがとうございました。」


「じゃーな、宗。」



チラホラと登校途中の生徒たちがいるなか

学校の手前で車を降りると



やっぱり回りの人たちから注目を浴びた。



「ちょっと何?朝から一緒に登校?」


「あの車って..佐々くんちって大財閥なんでしょ?」



そんなヒソヒソ話が聞こえてくる。

それなのに相変わらず剣は

回りを気にすることなく
あたしの手をひっぱって歩く。



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