キスして★Honey×Honey!!
「っに、やってんだよ....っ」
震えるわたしの肩をぎゅっと抱きしめながら
剣は“なにやってんだよ”
ただそういった。
怖かった。
打ち明けたら剣との仲が
終わっちゃうんじゃないかって思った。
だけど剣は
それ以上のことは聞かず
ただただわたしを抱きしめた。
「ご、ごめん、ごめんね。剣」
そういったわたしをさらに強く抱きしめた後
剣は体を離すと
わたしの頰を両手で挟みこう聞いた。
「それ、キス、お前の意思?」
その言葉にあたしは目に涙を溜めながら
思いっきり首を横に振った。