キスして★Honey×Honey!!



翌日の朝


「おい、二宮。」


そういって私たちの教室にいきなりやってきた剣が
二宮くんの胸ぐらを掴み
殴りかかった。


「ケっ、剣っ!!!!!」


突然のことにびっくりして
席を立ち上がるわたしと


二人を止めに入る
志乃たち。


そして、


クラス中がキャーキャーと大騒ぎになったのは
言うまでもない。


ゴッ!という鈍い音と共に
ガタタッと二宮くんが倒れこむ、


「剣っ!!ダメって!//殴っちゃダメだよ!」


再び殴ろうとする剣を前にして
あたしは二宮くんをかばって両手を広げる。



「...んで、そんなやつかばうんだよ!!
お前なにされたかわかってんの?!」



....っ//
それは思い出したくもなかったけれど
なんの罪もない二宮くんを
黙って殴らせるわけにはいかなかった。


「あっ、あたしも悪いからっ!!///」





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