キスして★Honey×Honey!!



「だから一人で帰れって。俺は琴子とかえるっつったろ。」


「えーっ!いーじゃん3人で帰ればっ!!友達はたくさんいたほうが楽しいでしょー!」



そんなやりとりをしながら
志乃が言ってたことが

なんとなくわかった。



やっぱり..百合亜ちゃんは
きっと剣が好きなんだ。



「ねーっ!美咲さん?あたしも一緒に帰ってもいいよね?」


「えっ?////あ、う...」


いきなりの百合亜ちゃんの言葉に
驚いた。


正直、嫌とも言えずとまどいながら
あたしは俯いた。



「なんでお前がくんの?友達友達って琴子は彼女だっつってんの。邪魔すんなよ。」


っ////。
剣........



剣のハッキリしたその言葉がうれしくて
あたしは思わず顔をあげた。


「ケンちゃん...」


百合亜ちゃんは少しばかりしゅんとした様子で
少し胸がチクンと痛んだけど

剣があたしをちゃんと彼女といってくれたことが
うれしくて


思わず笑顔になった。




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