濡れ枕~愛しい人を想って~
「おいっ!!」
「えっ!?」
教室の外に立っているといきなり声をかけられた。
びっくりして振り向くと………………あのエロ男がいた。
「げっ;何でいんのよ!」
「居ちゃわりぃか!てかここ俺のクラスだから。」
「はっ!?あんたも!?」
「あんたもって…お前もかよ!ラッキー☆」
(はあ~…最悪だ…神様恨んでやるー(泣)!!!!)
「つかさ~教室入らないですか~?笑」
「は、入るわよ!ほら、あんたから入りなさいよ!」
「は?俺からかよ~しょうがねえな…」
(よ、良かった~!!偉そうな口叩いてるけど、1人で入るの心細かったのよね~)
ガラッ!!
「……………………。」
ざわつきもせず、一斉に全員がこっちを向いた。
……き、気まずい。
するとあのエロ男が、
「おっ☆ラッキー!先公まだ来てないじゃん♪つかこの教室冷めすぎじゃね?笑」
……し~ん。
(こいつ…………まぢKY(空気読めない)なんですけど…)