【短】これが最後の恋でありますように
2.ハンカチ友達
「新山!!屋上に行こうっ」
次の日の昼休み、紘斗から呼び出しを受けた。
その様子を見てたクラスメートは驚いてるみたいだ。
紘斗と教室で堂々と話したことはないから、無理もない反応だけど。
「……ハンカチは?」
「いる!!」
あたしの言った冗談に、紘斗も便乗するから益々クラスメートは意味不明って感じ。
「あー!!やっぱ開放感あるよなっ」
屋上に着くなり、目一杯腕を伸ばす紘斗。
てかあたし、何で呼び出されたんだろ?
まさか本気で泣き始めるとも思えないし……
もしかして、昨日余計なこと言ったから怒ってるとか?
紘斗の後ろ姿を見つめながら、頭を回転させる。
次の日の昼休み、紘斗から呼び出しを受けた。
その様子を見てたクラスメートは驚いてるみたいだ。
紘斗と教室で堂々と話したことはないから、無理もない反応だけど。
「……ハンカチは?」
「いる!!」
あたしの言った冗談に、紘斗も便乗するから益々クラスメートは意味不明って感じ。
「あー!!やっぱ開放感あるよなっ」
屋上に着くなり、目一杯腕を伸ばす紘斗。
てかあたし、何で呼び出されたんだろ?
まさか本気で泣き始めるとも思えないし……
もしかして、昨日余計なこと言ったから怒ってるとか?
紘斗の後ろ姿を見つめながら、頭を回転させる。