【短】これが最後の恋でありますように
それからも、よく二人で屋上から空を見上げた。
無駄な話をしたり……
無言でいることもあった。
紘斗の回りにすぐ人が集まるわけも分かった。
紘斗の人柄のよさは、あたしでも理解できたし。
何より、紘斗は心を綺麗にしてくれる。
居心地がいいの。
それはあたしにとって、青い青い空と同じようだった…。
そして紘斗も、少しずつあたしに素を見せるようになった。
紘斗だって高校生。
悩んだり愚痴ったりするし…笑ってばかりじゃなかった。
それでも時折見せる、満面の笑みはあたしの心を温かくしてくれた。
それが恋だと思うのに、時間はかからなかった…。
無駄な話をしたり……
無言でいることもあった。
紘斗の回りにすぐ人が集まるわけも分かった。
紘斗の人柄のよさは、あたしでも理解できたし。
何より、紘斗は心を綺麗にしてくれる。
居心地がいいの。
それはあたしにとって、青い青い空と同じようだった…。
そして紘斗も、少しずつあたしに素を見せるようになった。
紘斗だって高校生。
悩んだり愚痴ったりするし…笑ってばかりじゃなかった。
それでも時折見せる、満面の笑みはあたしの心を温かくしてくれた。
それが恋だと思うのに、時間はかからなかった…。