【短】これが最後の恋でありますように
「おーい。美祢?」
目の前で、紘斗の手がヒラヒラと動いている。
「え、何!?」
「さっきからずっとボーッとしてんぞ?」
そう言われて、我に返る。
考え混んじゃってた…。
「美祢まだ時間大丈夫?」
「え?あ、うん?」
「俺、行きたい場所があるんだ」
ニッて笑って、立ち上がる紘斗。
会計を済ませて、外に出る。
「寒ーっ!!」
外の風は冷たくて身構える。
夜だということもあって、空気はすごく冷たい。
「……しかたねぇな」
その次の瞬間、あたしの右手はギュッと握りしめられた。
「え…?」
目の前で、紘斗の手がヒラヒラと動いている。
「え、何!?」
「さっきからずっとボーッとしてんぞ?」
そう言われて、我に返る。
考え混んじゃってた…。
「美祢まだ時間大丈夫?」
「え?あ、うん?」
「俺、行きたい場所があるんだ」
ニッて笑って、立ち上がる紘斗。
会計を済ませて、外に出る。
「寒ーっ!!」
外の風は冷たくて身構える。
夜だということもあって、空気はすごく冷たい。
「……しかたねぇな」
その次の瞬間、あたしの右手はギュッと握りしめられた。
「え…?」