【短】これが最後の恋でありますように
6.全てが宝物
「ヤバイ!!あと何分!?」
「えーっと…あ!!もう一分切ってる!!」
一年最後の日、最後の瞬間…あたしと紘斗は走っていた。
年越しは一緒にしようと約束し、待ち合わせも早目にした。
けれど二人でいると時間さえも気にならなくて、こうしてギリギリになって神社へ向かってるってわけ。
「5…4…3…」
周りの人たちが、カウントダウンを始めた。
「うっしゃ、間に合っ…」
「0!!おめでとー♪」
カウントダウンはみんなで神社でしたいって、紘斗は言ってたのに。
「うぇ!?もう年明けた!?」
神社に到着した瞬間、どうやらカウントダウンは終わったようだった。
「嘘!?ショック!!」
少しオーバーかと思う程肩を落とし、ヘコむ紘斗。
そんな姿がかわいくて、おかしくて…あたしはつい笑ってしまう。
「えーっと…あ!!もう一分切ってる!!」
一年最後の日、最後の瞬間…あたしと紘斗は走っていた。
年越しは一緒にしようと約束し、待ち合わせも早目にした。
けれど二人でいると時間さえも気にならなくて、こうしてギリギリになって神社へ向かってるってわけ。
「5…4…3…」
周りの人たちが、カウントダウンを始めた。
「うっしゃ、間に合っ…」
「0!!おめでとー♪」
カウントダウンはみんなで神社でしたいって、紘斗は言ってたのに。
「うぇ!?もう年明けた!?」
神社に到着した瞬間、どうやらカウントダウンは終わったようだった。
「嘘!?ショック!!」
少しオーバーかと思う程肩を落とし、ヘコむ紘斗。
そんな姿がかわいくて、おかしくて…あたしはつい笑ってしまう。